メイン 実録・個人の昭和史II(戦後復興期から高度経済成長期) 羽生の鍛冶屋 本田 裕 | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
編集者 | 投稿日時: 2014-7-15 8:11 |
登録日: 2004-2-3 居住地: メロウ倶楽部 投稿: 4289 |
羽生の鍛冶屋 本田 裕 47 (初めての出張売り込み) 電気屋の社長のヒントを元に、実験を重ねながら完成した工事用道具を熊谷市の石井弁理士を通じて実用新案をとりました。 当時、手続き費用含め14万円程要したと記憶しております。 さて、二徳万能を如何にして販売するかの課題にぶち当たりました。製造することに関してはクリアしましたが、なんといっても、造ったものをどう販売して行くかが、初めての営業経験の私にとっては、寝ても頭から離れない難問題でした。 対象が水道工事屋さんなので、相談を持ちかけたアイデアマンであり、外交に長けた近所の横須賀電気の社長が羽生市の水道工事組合に口添えして、田口組合長宅で会合があった日に、おじゃまさせて頂き、15名の水道屋さんに説明をさせて頂きました。地元ということもあって、「試しに使ってみるよと」云ってくれたので、羽生市の水道組合においては、定価を9800円に設定しましたが、特別8000円にして30丁程買ってもらいました。 羽生での初めての売り込みは横須賀社長の計らいでうまく行きました。さあ、これから、隣りの加須や、行田、館林などの水道工事店にどうやって売り込んで行ったらいいのか見通しの見えない、営業未経験である羽生の鍛冶屋の一人ぼっちの手さぐりの売り込みが始まるのでした。・・・ |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿するにはまず登録を | |