メロウ倶楽部 > メロウ伝承館トップ > メロウ倶楽部とは?
 

メロウ倶楽部って何?   2016.2.11


はじめに

 

熱いこころざしを掲げて設立してから早くも16年!

日本全国から集まっている会員はシニアだけでも三百人近い
苦楽を分かり合える、生涯の友として楽しく付き合っている
約半分の人は、10年以上継続している線友だ

「皆さん、なぜそんなに若いの?」とよく聞かれる
「社会や人間への好奇心を失わずに積極的に生きているから」と応じる

この仲間に加わりませんか?


1.メロウ倶楽部は?

 

メロウ倶楽部はシニアの生きがいづくりと積極的社会参加を支援する全国ネットのボランティア団体です。
日進月歩する「情報通信技術(ICT)」を取り入れ、その助けを全面的に活用して活動しています。
会員の多数を占めるシニアは自らが生きがいづくりそして積極的社会参加の先例となるべく努力しています

関心がおありの方はこの流れに合流しませんか? 年齢制限はありません。


2.メロウ倶楽部の名前の由来は?

 

トップページに「高齢者の積極的社会参加を情報化の支援によって促進し、豊かな活力に溢れた21世紀の長寿社会を目指しています」と掲げています。これはメロウ倶楽部設立時の志であり、現在にまで引き継がれているものです。

1990年に通産省(現経産省の前身)はメロウ・ソサイエティ構想を提起しました。これは「情報化円熟社会構想」のことで,近未来に到来する高齢化社会に備えて、「円熟社会推進システム」を構築しようというものでした。当時約 1500万人いた65歳以上の人口は,2015年には 3000万人を超えると予想されていました。なお、メロウとは「円熟した」という意味です。

この流れを受けて、1993年7月に、ニフティ社のパソコン通信サービスNifty-Serveのフォーラムの中の一つとして「メロウ・フォーラム(FMELLOW)」が立ち上げられました。熟年・高齢者世代が多数このフォーラムに参加しました。

しかし、1990年代の後半には、早くもパソコン通信からインターネットへの移行の流れが急速に強まってきました。これを見通して、インターネットのWEB技術を利用したコミュニティシステムの構築の準備にとりかかりました。

1999年11月8日、設立趣意書と規約案がメロウフォーラムの旧会員有志によってまとめられ、メロウ倶楽部の会員募集が行われ、2000年1月9日には会員129名で設立総会が開催されました。 メロウ倶楽部の運営の中心となる幹事会も発足しました。

待望のインターネット上で活動を行う全国ネットのボランティア団体が誕生したのです。

メロウ倶楽部のメロウという名前は、これまでの経緯に由来しています。

なお、メロウ倶楽部のようなボランティア団体は日本では他に見当たりません。


3.メロウ倶楽部の実態は?


北は北海道から南は九州鹿児島まで、そして、米国、欧州(スペイン)、アジア(フィリッピン、台湾)と世界諸国に散らばった会員で構成されています。

会員は2013年12月末現在でおよそ350名で、男性が約55%、女性が約45%です。

年齢分布は30ー59歳約2.5%、60−64歳約3%、65−69歳約13%、70−74歳約27%、75歳ー79歳約26%、80歳以上約28%となっています。
およそ30歳以上の会員によって構成され、65−74歳約40%、75歳以上の会員は約53%を占めています。

会員は全国に展開し既に38都道府県に会員を擁しています。会員の多いところは、
関東では東京、神奈川、千葉、埼玉など、中部では、富山、静岡など、
東海では愛知、岐阜など、関西では、大阪、兵庫、京都など、九州では福岡です。

4.運営は?

 

・ いわゆる事務所を持たない(必要としない)メロウ倶楽部では、ネット上の
  サイトが事実上事務所となっています(従って事務所費等は不要)。

  1年に1回の総会を始め、幹事会などの全ての会議はサイト(ホーム
  ページ)上で行われています。運営のための会議室は実質的に24時間
  開かれています。

  イベントの準備作業なども、サイト上に準備室を構築し、その多くを
  ここで行います。

・ なお、メロウ倶楽部のサイトは、レンタルサーバーを使っていても、
  基本的に自力でサイトを構築し、維持・運営・管理を行っています。

・ 企業や官庁・自治体などからの援助は受けていません。初期には、企業
  ・団体などの募集に申し込んでいただいた助成金で構築したコンテンツ
  もあります。
  「メロウ伝承館」「メロウ動画館」などのプロジェクトがそうです。

・ 会費は、月当たり 200円です。(年間一括払い2400円・他に入会金
  1,000円)足らざるところは、会員のボランティア活動で補っています。


5.活動内容は?

 

ネット上でのオンライン活動、及び顔を合わせるオフライン活動を行って
います。(ネット活動を主要な活動としていますが、2つが補い合って
活動を実りあるものにします)

どちらもそれぞれ「公開」の活動「会員限り」の活動があります。
「公開」の活動は積極的に世の中と交流し社会への寄与を目指すことに
力点があり、「会員限り」の活動では会員同士の絆を深めて集団のポテン
シャリティを高めることに力点があります。


5A ネット上でのオンライン活動

オンラインのコンテンツは、「公開」のものと「会員限り」のものとが
あります。
一方向性の「公開のページ」は、誰でも読むことができます。「会員限りのページ」は会員のみです。
双方向性の「公開の会議室等」は誰でも読み書きできます。「会員限りの会議室等」は会員のみです。

メロウ倶楽部では双方向性の交流に力を入れていますが、「会議室」はその典型です。

この「会議室」には多種多様なものが用意されていて、これだけでも十分にメロウ倶楽部ライフを楽しむことができるほどです。

余りに多いので、別途「6.オンライン会議室(部屋)にはどのようなものがありますか?」にまとめましたのでそちらをご覧になってください。



重要なコンテンツとして3つのプロジェクト「メロウ伝承館」「メロウライフ館」「メロウ動画館」を進めています。

この3つは、皆さん又は会員からの投稿を得て協同で作り上げて行くコンテンツです。又、3つともバックエンドに倉庫とも言うべきデータベース又はクラウドを持っています。


 「メロウ伝承館」
   戦前・戦中・戦後の記録を後世に残すプロジェクトです。
   時の政策などに振り回されない冷静な記録、ともすれば歴史の襞に
   埋もれてしまいかねない庶民の記録、特定の「思想」「宗教」
   「生き方」に偏らない、様々な記録を遺すことを目指しています。

   貴重な記録であるとして内外で高く評価されています。2005国際連合
   情報社会世界サミット日本大会文化部門で最優秀賞を受賞しました。

   公開の「昭和の部屋」に投稿された記事から選択して転載します。

 「メロウライフ館」 (現在整備作業中)
   理想的な老後、すなわち役所や家族や隣人等に頼りきらないで極力
   自立し、充実した色々な意味で豊かな実り多い生活を送り、周囲の
   人たちからも歓迎される存在でありたい・・・そういう「いい老後
   生活」を送るためにはどうすればよいかを、シニア自らが考え、
   情報を交換し合い、情報を蓄積していくことを目指しています。

   公開の「シニアの生活情報室」に投稿された記事からも選択して
   転載しています。


 「メロウ動画館」
   会員が日常の出来事、旅行での見聞などを撮った動画を動画サイトに
   投稿したものを登録しています。
   又、メロウ倶楽部が主催又は協力したイベント、全国又は地域での
   オフ会などの記録をクラウドに納めて登録しています。
   メロウ倶楽部が友好関係を保っている韓国KJCLUBのシニアとの
   交流会等も収録しています。(ただしKJCLUBとメロウ倶楽部の
   会員の方が視聴できます。)

   個人情報・著作権保護のために会員限り視聴の「メロウ動画館
   (会員)」
が用意されています。



5B 顔を合わせてのオフライン活動

オフラインのコンテンツも、「公開」のもの「会員限り」のものがあります。

・ メロウ倶楽部の主催又は共催、更に他団体主催のイベンントへの参加
   メロウ倶楽部主催:「全国オフライン大会」(年に1回開かれる)
               その他随時開催
   他団体との共催イベント: 随時開催
   他団体主催の公開イベントへの参加: 随時


・ 都市ごと又は合同でのオフラインの勉強会、オフ会、イベントなど
   「勉強会&懇親会」:各地域毎に1,2ヶ月間隔で開催
     初心者向けから最新技術情報までカバーしている 実習もあり
     勉強会後の懇親会を楽しみにしている会員も多い
     勉強会が開催されている都市は、東京、神奈川、千葉、富山、
     名古屋、大阪、神戸、京都、福岡です 合同開催もあり
   「オフ会」: 花見会、写真撮影会など随時開催
   「地域イベント開催や他団体主催イベントへ参加」
           一般向けに写真展など随時開催

・ メロウ倶楽部内の同好会活動
  メロウ楽団: 同好の仲間で楽団を結成、オフ会などで演奏し楽しませ
     ている。 インターネットを通して共演できるソフトを使って
     練習している。
  俳句吟行会: 年に1回各地を回って吟行を楽しんでいる。


・ 国際交流ー日韓
  国際交流については16年間に亘って日韓交流を続けています。
  礼儀と節度をベースにした草の根の会話と交流を心がけています。
  韓国のKJクラブと年一度の相互訪問も交代で続けています。



6.「オンライン会議室(部屋)」にはどのようなものがありますか?


上記の「5.活動内容は?」で倶楽部のオンラインコンテンツでの中で、双方向性のコンテンツの代表として、「オンライン会議室(部屋)」に力を入れていることを申し上げました。

この「オンライン会議室(部屋)」には次のように多種多様なものが用意されていて楽しみことができます。「会議室」は親しみをこめて「部屋」と呼ばれることが多い。

「公開の会議室」は緑色「会員限りの会議室は空色で示します。

・会話の会議室(部屋)
  「メロウ談話室」「喫茶室」(チャット・ルームです)

・情報交換し記録するための会議室(部屋)
  「昭和の部屋」(昭和時代を語る)
    上記5で述べたプロジェクト「メロウ伝承館」と連動
  「シニアの生活情報」
    上記5で述べたプロジェクト「メロウライフ館」と連動

・シニアのホンネを話し合う会議室(部屋)
  「生と老」(介護・老い・病い・終活等) 多くは実体験報告(介護など
       で感動するものが多い。メロウ倶楽部でしか聞けないであろう。
       又、悩みを抱えている方はここで話すとよい。

  「時々刻々」

・パソコン・インターネット等の情報交換及び相談室
 ネット活動を主要な活動としているメロウ倶楽部にとって、パソコン・インター
 ネット等の情報交換、トラブルの相談は不可欠です。
 メロウ倶楽部の活動に必要な情報・技術の修得も欠かせません。それらの
 ための部屋が用意されています。
  「PC情報相談室」

・趣味の会議室(部屋)
  文芸系: 「文集」・「ドドイツ」「俳句」・「川柳」
  写真系: 「PhotoSalon」
  園芸系: 「植物園」
  音楽系: 「電脳音楽サロン」
  旅行系: 「旅行記」
  動画系: プロジェクト「メロウ動画館」に投稿

・ 日韓交流の会議室(部屋)
  韓国のKJクラブ(シニアの団体)と、週一回、スカイプチャットで交流
  「日韓友好の部屋」

・その他の会議室(部屋)
  エリアの部屋:「関東」「北信越駿河」「東海」「関西」「九州」など
  運営上不可欠な多数の「各種連絡室」
  等々



ご照会先など

 

    メロウ倶楽部
    http://www.mellow-club.org

    お問い合わせは
    e-mail:   webmaster2@mellow-club.sakura.ne.jp

    


メロウ伝承館トップへ戻る