メイン 実録・個人の昭和史II(戦後復興期から高度経済成長期) 羽生の鍛冶屋 本田 裕 | 投稿するにはまず登録を |
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編集者 | 投稿日時: 2013-4-7 7:46 |
登録日: 2004-2-3 居住地: メロウ倶楽部 投稿: 4289 |
羽生の鍛冶屋 本田 裕 40(奮闘記その9) 「鍛冶屋巡り」と機械の設置 昭和52年秋、鍛冶屋の火を灯そうと、決意が固まってきて、当時健在であった鍛冶屋を訪ねて歩きました。 熊谷の木島鍛冶店、鴻巣の石井農具店、小川町の湯本鍛冶店、古河市の川田鍛冶店、黒須農具製作所、などを訪ね、作業場の設備、配置を見させて頂きました。同業者だけに、親切な人ばかりではありませんが、多くが鍛造機械のメーカーや設置の仕方を教えてくれました。 さっそく、鍛造機械の設置できる作業場づくりの準備と鍛造機械メーカーにスプリングハンマーを発注し、市内で鉄工所をやっている兄の友人の(山ちゃん)に小屋作りを手伝ってもらうことにしました。スプリングハンマーは熊谷の木島さんが使用している、新潟、三条市の寺沢鉄工所へ注文しました。 2週間ほどで機械が東武運輸で運ばれて来ました。機械設置図を元に350キロの機械が乗るため1、5立米の生コンが打たれアンカーボルトも埋め込まれてスプリングハンマーの機械の基礎が作られました。 そして、1週間後に上部機械ハンマー部と下部の金床がアンカーに固定され、スプリングハンマーの設置は終わり、モーターの電気配線をして、完了しました。 急いで小屋が出来、次の段取り作業は、鞴(ふいご)の制作となります。・・次回で説明 |
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