メイン 実録・個人の昭和史II(戦後復興期から高度経済成長期) 羽生の鍛冶屋 本田 裕 | 投稿するにはまず登録を |
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sumidagawa60 | 投稿日時: 2010-7-7 8:43 |
登録日: 2008-4-29 居住地: 埼玉県羽生市 投稿: 57 |
Re: 羽生の鍛冶屋 本田 裕 14 おはようございます。
いよいよ、刃物産地の話に入ってきましたね。三条の話、ぜひ続けてください。燕三条は、確か新幹線の駅名ですね。懐かしい思いがします。 小生は、元、旅行業で、世界のあちこちに行きましたが、 刃物の話となると、ドイツではやはり、ゾーリンゲンの町です。 町の名前が”ゾーリンゲン”という世界のブランド名となっているのです。日本のお客さんは、ドイツのお土産というと、何をおいても、ゾーリンゲンの刃物、ハサミなどを空港などでどっさり、買い求めてご満足です。たしかに、物がしっかりしており、小生も、もう40年前に買い求めたゾーリンゲンの爪切りを今でも愛用してます。 そのゾーリンゲンの町に、或る時、農業機械団体の視察旅行で訪れたことがあります。三条の町と同じで、あちこちに、刃物の中小企業の工場が沢山ありました。そこで働いている人たちは結構年配者が多く、日本でいえば職人さんです。ある工場で聞いた話で印象に残っていることは、”マイスター制度”の話です。刃物に限らず、ドイツの産業・技術を支えているのは、Meister:ドイツ語で”親方”といった意味:マイスター制度が伝統産業の底支えとなっている説明を聞いたことです。 日本の産業の再生の鍵は、この辺にあるのではないでしょうか?政権内閣よ、目先のことにとらわれないで、20年先、100年先の日本のあるべき姿をしっかりとらえて、頑張って!若者に夢を! |
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