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   大正の時代
     亡母の女学生生活(1)
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投稿者 スレッド
マーチャン
投稿日時: 2005-5-10 20:33
登録日: 2003-12-31
居住地: 宇宙
投稿: 358
亡母の女学生生活(2)
教科と先生

 この時期は、高等女学校は四年制でした。
 低学年では、英語、数学、国文学などの一般科目が多かったのですが、高学年になるにつれ、裁縫・作法などの女性向きの科目の比重が増えたそうです。
 国文学では、太平記の暗誦を。よほど徹底的にやらされたらしく母は90才近くなっても、まだ覚えていました。

 先生は大変厳しい方が多かったよし---下の写真を見ても想像できますね。

 制服は着物に袴でしたが、体操の時間だけは、洋風の体操服に義経袴《よしつねばかま=源義経が陣中で用いた袴。腰と裾に紐を通して絞った》だった。
 体操の時間は、体育ダンスをやりました。「空も港も夜は晴れて」などという歌に合わせてダンスをするのです。

 当時「女学生が校庭で女だてらに男装まがいの姿でダンスをする」というのはニュースでした。
 中学生(旧制中学は男子のみ)が、垣根越しに校庭を覗《のぞ》きこんで「ネコのちょっかい」などといってからかったそうで
す。その都度、先生や用務員さんが追い払うのだそうですが、すぐまた覗きにきたそうです。

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題名 投稿者 日時
   亡母の女学生生活(1) マーチャン 2005-5-8 15:50
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     亡母の女学生生活(3) マーチャン 2005-5-25 8:23
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