メイン 実録・個人の昭和史I(戦前・戦中・戦後直後) 「描き残したい昭和(新見 睦)」から 子どもの遊び | 投稿するにはまず登録を |
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編集者 | 投稿日時: 2015-11-23 8:11 |
登録日: 2004-2-3 居住地: メロウ倶楽部 投稿: 4289 |
「描き残したい昭和(新見 睦)」から 子どもの遊び 7 あこがれのカメラ あこがれのカメラ 1952年 「あこがれのカメラ、いつも見に行くが」昭和27年(1952年)墨田区寺島町五丁目大正通りのカメラ店スミタ屋。蛇腹のカメラがずらりと並ぶ。戦後まもなくスタート35というカメラが売り出された。シャッタースピードは1/30とB(バルブ)だけ。ファインダーは素通しだった。それでもよく写って重宝していた。しかし、蛇腹カメラ。シャッタースピードは格段に豊富で1/300まである。絞りも何段階にもなっていてその複雑さがとても魅力的だった。いろいろ加減できるカメラが欲しい。マミヤ、フジカ、ミノルタと多彩。ドイツの二眼レフ、ローライやライカも最上段にあった。まもなくリコーの二眼レフが売り出されるが、蛇腹カメラの魅力から離れられない。しかし、少年の夢は叶わなかった。 |
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