メイン 実録・個人の昭和史II(戦後復興期から高度経済成長期) 団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどってNo.1幼年時代‐昭和20年代 | 投稿するにはまず登録を |
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sumidagawa60 | 投稿日時: 2013-2-18 20:59 |
登録日: 2008-4-29 居住地: 埼玉県羽生市 投稿: 57 |
団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.7電気洗濯機の普及 「三種の神器」のテレビの次は、洗濯機。
洗濯機が普及するまでは、洗濯というと、たらいに水を張って 洗濯板と石鹸でごしごしこすり、たらいの水で何度もすすぐという 作業の繰り返し。家事労働の中でも、時間と手間のかかる相当な重労働だった。冬の寒い時、庭の井戸汲みポンプの横でかがんで一生懸命、洗濯をしている母親の後ろ姿を、今でも想い出す。 洗濯機の登場で、長時間の重労働から解放され、洗濯機が回っている間にも他の家事に時間を割くことができるようになった。家事の効率化という面では、女性にとっては、洗濯機はテレビ以上のありがたい存在だったといえる。 電気洗濯機が一般家庭に普及するのは、昭和30年代の後半から40年代にかけてであった。わが家では経済事情で、汲み上げポンプの井戸水から水道水に切り替えるのに時間がかかり、洗濯機が入ったのは、確か、高校1年生(1965年:昭和40年)の時だった記憶がある。 |
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