メイン 実録・個人の昭和史II(戦後復興期から高度経済成長期) 団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどってNo.1幼年時代‐昭和20年代 | 投稿するにはまず登録を |
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編集者 | 投稿日時: 2013-2-14 7:58 |
登録日: 2004-2-3 居住地: メロウ倶楽部 投稿: 4289 |
団塊の世代が語る高度成長期―記憶をたどって:No.3 白黒テレビの登場 先般、NHKテレビでテレビ放送開始(1953年:昭和28年)60周年記念番組が放映されたのを、懐かしい想いで観賞された方は多いと思う。 50年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が「三種の神器」として喧伝された。これら3品目は、新しい時代の象徴であり、努力すれば、手の届く夢の商品だった。とりわけ、白黒テレビにはいろいろな思い出がよみがえって来る。 テレビが発売開始の頃は、当時テレビを買えるのは、村でも一番のお大侭に限られ、大人も子供も夕刻になると、その家敷の、座敷に上げてもらい、みんなで相撲放送を楽しませてもらった記憶がある。 その10年の内外には、大半の家庭にテレビが普及し始めた。といっても、 貧乏な我が家にテレビが届いたのは、小学校6年の頃だった。それまでなんとか、うちでもテレビが買ってもらえないものかと夢にまで見た。(夢の中に出てきたテレビは、仏壇の中に納まる小さなテレビ:当時はトランジスタ・テレビなどなかったが、それほどに欲しかったのだろう夢のテレビが!) 当時のテレビの人気番組は、なんと言ってもプロレスだった。力道山と外人レスラーとの迫力ある決闘シーンに、街頭テレビの前で、国民がかたずを飲んで見守り、空手チョップで勝負を決める力道山に、皆が溜飲を下げ、興奮したものだった。 (写真は、tempest丸さんの「なにこれ珍満景」HPより、作者のご了解を得て画像をお借りしました。) |
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