はじめに

　スタッフより

　この投稿（含・返信）は、メロウ倶楽部の公開サイト「大正の部屋」への投稿（2008/04/20）を、投稿者またはご家族（含・返信者）のご承諾を得て転載するものです。

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　一、軍人は忠節を尽すを本分とすへし で始まる「軍人勅諭」（明治15年）、あっしら昭和生まれの者でも、ハッキリと覚えています。

　「中国のまつろはぬものともを討ち平け給ひ高御座に即かせられて天下しろしめし給ひしより二千五百有余年を経ぬ」なんという言葉もあり、意味のよく分からぬまま一生懸命に覚えた紋です。そのほかにも「教育勅語」（明治23年）、「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」（昭和14年）や「教育勅語」歴代の天皇名を覚えなくてはならず、あっしらの頃でもなかなか大変でした。そのうえ、太平洋戦争に負けると、また「終戦の勅語」（昭和20年）まで出来ました。お陰で、物覚えの悪い紋次郎少年は、たいへん苦労をしたものです。(-_-;)

　引用：

　ジンムースイゼーアンネーイートクコーショーコーアンコーレイコーゲン・・・・・・・

　変蝠林(1917-)　さん、みなさん、こんにちは。

引用：

　　一つ二つは間違いながらも５０代桓武天皇までは覚えました。(^-^)
　そうでなかったら小学校から放り出されました。

　あれは大変でしたね。　少しは覚えるかと思って、御陵の御朱印帖を買って貰って父と一緒に幾つかの御陵を回りました。
　京都に住んでいることは好都合でしたが、それでも小学校卒業までに３分の１位は集まったかな？

　その時一番感じたことは、先ず初期の頃の天皇の長寿命。
　２番目が多数の天皇陵が一つに集められている十二帝陵。　
　もう一つはその頃になってやっと決まった長慶天皇陵。

　子供心にも、学校で習っている『萬世一系』の天皇のイメージとは大きく掛け離れたものを感じました。

　しかし、そのお陰で良かったと思うことがあります。
　飛鳥時代前後の古代の歴史は勿論のこと、観光にも、年代はともかく、当時の歴代天皇の順番を覚えていると非常に役立ちます。

　逆に言うならば、まず天皇の順番がこんがらかると何が何だかさっぱりわかりません。

　小学校４，５年生の頃、
　「ジンム、スイゼー、アントク、…コーアン…」なんて歴代天皇の名前をお経のように覚えさせられ苦労しました。

　もともと足りない頭にそういうモノを詰め込まれて以来本当に大切なことが吸収できなくなってしまいました。

　あれはいったい何のためだったか？
　明治、大正の人を恨んでおりまする。

　変蝠林(1917-) さん、とんぼさん、みなさん、お早うございます。

　教育勅語の『朕惟フニ我カ皇祖皇宗』で思い出しました。小学校の頃、友達がよくチンオモウニ、ワガコウソコウソウの、皇祖皇宗のとろで、いきなり手を伸ばし、「コソコソ」と大きな声で云いながら、あっしの脇をくすぐるのです。不意を衝かれたあっしは、キャッキャッ云って逃げ回ったものです。

　また、ませた子は「夫婦相和シ」の本当の意味を知ってるかい、なんて、あっしに尋ねて、初心なあっしを困らせたり、「恭儉己レヲ持シ」のところでは、狂犬のつもりか恐ろしげなイヌのまねをしてあっしに吠え掛かり、「朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ」というところでは、片足を挙げてケンケンをしてそこら中を歩き回って見せたり、もうハチャメチャなおフザケ振りでした。意味の分からぬということはオソロシイものです。(^_-)-☆