メイン 大正の時代 第一回普通選挙 | 投稿するにはまず登録を |
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変蝠林 | 投稿日時: 2005-3-27 10:21 |
登録日: 2003-12-7 居住地: 横浜市 オオクラヤマ 投稿: 22 |
第一回普通選挙 多分小学一年生の頃と思いますが題記が施行されました(編集 者註:1928年)。 平民《庶民》(非士族)《武士の家柄でないひと》や貧乏人に立 候補と選挙権が与えられたのですから一大変革です。 当時静岡の鷹匠町に住んで居りましたが近所の伝馬町通りには 幌《ほろ=風や雨を防ぐ車のおおい》を倒したフオードに乗っ た候補者と後援者達が拡声器ならぬ紙筒マイクを手に大声で候 補者名を連呼して徐行ながら候補名を記した色取り取りの宣伝 ビラを空中高く撒《ま》き散らして走ったものです。 ところが街中の餓鬼共《がきども=子供達》が車の後ろに大勢 着いて走りビラの拾い集めを競いましたので果して選挙人の手 に渡ったのは何枚か?勿論街路は舗装されて居らず荷馬車《荷物 運搬用の馬が引く車》の馬糞を踏潰し乍ら《ながら》です。 昨日の事が烏鷺《うろ》覚えの昨今なのに候補者名を松本君平 と未だに覚えて居るのですから不思議ですね
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