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     農繁休業 <英訳あり>
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投稿者 スレッド
ハム
投稿日時: 2004-11-18 15:50
登録日: 2003-12-8
居住地: 岡山県
投稿: 18
農繁休業 <英訳あり>
  
 私が小・中学生の頃(昭和23年《1948年》~32年)、岡山県南地方には、農繁休業(のうはんきゅうぎょう)といって、農作業の忙しい6月と11月に 3~4日程度の休みがあった。地域で多少の時期的な差はあったにしろ、この農繁休業は全国の農村部の学校で実施されていたのではないかと思う。
 私の住んでいる瀬戸内市(旧邑久郡)では、6月は田植え、11月は稲刈りの時期であった。
 当時の農作業はほとんどが手作業であり、なかでも田植えや稲刈りは一番人手を必要とした。
 だから、学校を休みにして、子どもたちを労働力として家庭にかえしたのである。当時は子どもも農業を支える立派な労働力であったのだ。
 高校生になると、全校一斉ではなく、希望者に農繁休みを与える仕組みに変わった。
 今では想像もつかないだろうが、農村部の学校には春休み・夏休み・冬休みという長期休業の他に、2回の農繁休業が位置づけられていたのである。
 この農繁休業がいつ頃始まり、いつまで続いたのかは私には分からないが、人力に頼った当時の農作業の実態からすれば必要な制度だったのだろう。
旭岳
投稿日時: 2004-11-18 21:21
登録日: 2004-10-11
居住地: 北海道 旭川市
投稿: 5
Re: 農繁休業
小学生の時に、農繁休業があったのを覚えています。

自宅が農業でなかったので、学校が休みの間は結局
農家の友達の家で遊んでましたが、子供ながらに
手伝っていたと思います。

秋のはさかけ《稲架掛け=天日で干すための作業》の時には、稲を運んだりしていました。
当時の農家には、馬がいたのを懐かしく思い出します。

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