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投稿者 スレッド
マーチャン
投稿日時: 2004-9-5 18:08
登録日: 2003-12-31
居住地: 宇宙
投稿: 358
火消しつぼ
 家庭燃料の主役が、薪や炭だったころは、どこの家庭の台所にもありました。

 竈(カマド)で薪を燃やしてご飯を炊いて、残ったわずかな炭もこの「火消しつぼ」に入れて「消し炭」として保存しておきます。
 この「消し炭」は、七輪に炭火をおこすときなどに活躍します。火がつきやすいからです。

 いったん、消し炭に火をつけて、赤くおこったところで普通の硬い炭に火をつけるわけです。

 消し炭は火がつきやすい代わりに「持ち」がよくありません。反対に、備長炭《びんちょうたん》などの硬い炭は、火がつきにくい代わりに、持ちがいいのです。

 もちろん、堅炭《かたずみ》が燃えのこったときも、火消しつぼにいれておきます。

 「火消しつぼ」は蓋《ふた》がしっかり閉まらなくてはいけません。
 要するにつぼのなかを「酸欠」にすることで、火を消すからです。

ザックス
投稿日時: 2004-9-9 10:48
登録日: 2004-2-22
居住地: 東京
投稿: 65
Re: 火消しつぼ
マーチャン
 綺麗《きれい》な模様付きの、初めて見ました。うちのは黒1色でした。
薪ストーブから、寝る前に「おき」をこれによく移したものでした。
 懐かしいものを有り難うございました。
マーチャン
投稿日時: 2004-9-10 9:18
登録日: 2003-12-31
居住地: 宇宙
投稿: 358
Re: 火消しつぼ
ザックスさん

引用:
薪ストーブから、寝る前に「おき」をこれによく移したものでした。


 薪ストーブには、きっと、いい「おき」がたくさん残っていたでしょうね。

 ところで、たしか「消し炭」を摘み上げる道具があったと記憶しています。黒い巨大なピンセットのようなものだったのではないでしょうか。
 火箸ではなかったと思います。
ザックス
投稿日時: 2004-9-11 8:57
登録日: 2004-2-22
居住地: 東京
投稿: 65
Re: 火消しつぼ
マーチャン

引用:
 ところで、たしか「消し炭」を摘み上げる道具があったと記憶しています。黒い巨大なピンセットのようなものだったのではないでしょうか。
 火箸ではなかったと思います。


 これはあんみつ姫さんが4.22の「炭斗」で書いているように、トング、日本では「火ばさみ」と呼ばれているようですね。

 昔のだるまストーブには必需品でしたね。仙台あたりでは亜炭《あたん 注》ストーブもありました。今はもう使っていないようです。

注 石炭化度の最も低い石炭、日本独自の呼称
Pan
投稿日時: 2004-9-14 17:28
登録日: 2004-5-7
居住地: 大阪府
投稿: 59
Re: 火消しつぼ
 立派な火消し壺ですね。 私の知っているのは瓦《かわら》と同じ材質でした。
 消し壺へ入れるよりもバケツに汲んだ水に浸けて消す方が、後炭の質が良いので、餅つきの時など
すこしまとまった量の消し炭を作る時はそうしました。 後で干して乾燥させる手間が掛かりましたが。

 火箸は薄い鉄板をプレスしたものですが、今のバーベキューに使う火箸と本質的には同じです。
 栗拾いや溝掃除にも使えました。

 割った竹を火で炙って《あぶって》折り曲げたものの先端だけにブリキを付けた簡易自家製火箸も使いました。
 これは時々水に浸けないと燃え出しました。(^_^)
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