１９４１年《昭和16年》４月には食料品に対する最初の消費統制措置《しょうひとうせいそち》として、米穀の割当通帳制が六大都市において実施され、その後この割当配給制は全国的に拡大《かくだい》されて、同年１２月には全国の９９％市町村で実施されました。

この時設けられた一人一日二合三勺の配給基準は、１９４５
年５月まで、形式的には一応変わらなかったそうです。

１９４３年生まれの私の記憶は定かでありませんが、お米は
食糧公団と言うところで配給されていたのではないでしょうか。

この通帳を持ってお米を買いに行ったと思います。

これも「翠紅苑」のご主人の提供です。

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あんみつ姫

あんみつ姫さん

引用：

　これには戦後もしばらくつき合わされました。
　旅行にいって宿にとまるときも、一応は必要だったと聞きました。
　病気で入院するときにも持参したようです。

　正式に廃止されたのは１９８１年《昭和56年》６月のことですが、１９６５年ころからは有名無実だったのではないでしょか。
　また、現在の「健康保険証」同様、「身分証明書」としても機能《きのう》していたように記憶しています。