木の幹で、食物をたたいて、すり潰し、消化しやすくするという調理方法は、縄文時代からあったそうです。
　こういう「山椒《さんしょ》のすりこ木」を使うようになったのは、いつからでしよう。
　
　・山椒は、かすかな芳香があるだけで、食物ににおいが移らない
　・硬くて減りにくい
　・芽や実を食べるために、どこの家でも庭に植えていた身近な木
　・いぼいぼがあって、すべらないので、持ちやすい

　ということで使われているようです。

　祖母の時代は、大家族ですし、手前味噌から、何から何まで擂る《する》必要があり、毎日激しく使うので、よく磨り減《すりへ》ったそうです。

　母の代では、胡麻和えや、白和え《しらあえ》　などのとき以外にも、結構、活躍していました。
　ま、そこそこに減っていたのでしょう。

　さて、私の代。今は小人数、おまけに、彼は、マッシャー、ミキサーにも職を奪われいます。
　その上、私が横着《おうちゃく》して、出来合いのものを買ってきたりしているので、ますますヒマになりました。
　だから、一向に磨り減りません。

　みなさんのお宅は、いかがですか。

　　マーチャン

----------------
Kousei??????????

マーチャン　みなさん　こんにちは

我が家のすりこぎは、ただの白い棒ですのでなんの木なのかわかりません。近頃はゴマなども、炒《い》ったもの、擦《す》ったもの、何でも簡単に手に入りますから、やっぱり出番は少ないですね。

子供の頃、とろろ汁で山芋をする時など、すり鉢を持たされませんでしたか。
ちょうどそんなイラストがありましたので、すりこぎのレスにつけておきました。市川にいらっしゃる鈴木ひでさんという方のイラストです。
許可は得てあります。

　　　　　　　　　かれい

----------------
kousei2 （管理人グループ）

かれいさん

> 子供の頃、とろろ汁で山芋をする時など、すり鉢を持たされませんでしたか。

　持たされましたよ。
　「ほらほら、しっかり押さえていてっ」なんて叱られました。
　ああいう共同作業が、母娘のコミュニケーションの場でもあったのですね。

> ちょうどそんなイラストがありましたので、すりこぎのレスにつけておきました。市川にいらっしゃる鈴木ひでさんという方のイラストです。
> 許可は得てあります。

　ありがとうございました。
　可愛いイラストですね。

　　　　　　　　　　　マーチャン

----------------
kousei2 （管理人グループ）

マーチャン、こんにちは。

>　・山椒は、かすかな芳香があるだけで、食物ににおいが移らない
>　・硬くて減りにくい
>　・芽や実を食べるために、どこの家でも庭に植えていた身近な木
>　・いぼいぼがあって、すべらないので、持ちやすい

すりこ木は山椒に限ると、以前は家でも山椒でした。
私は2番目に書かれている「山椒は硬くて減りにくい」しか知りませんでした。

今使っているのは、スーパーかどこかで買ったどうって事ない
小さなすりこ木です。
ポテトサラダや、コロッケ作りの時のジャガイモつぶし。
山芋すり。白和え作り。その位しか使っていません。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　♪パープル

----------------
kousei2 （管理人グループ）

パープルさん

　おはようございます。

> ポテトサラダや、コロッケ作りの時のジャガイモつぶし。
> 山芋すり。白和え作り。その位しか使っていません。

　すごい。それだけ使っていらっしゃれば立派なものです。
　私は「つぶす」ときにはマッシャーで済ませてしまいます。
　
　白和えーーーあれは美味しいですね。
　郷里では「法事」専用？の料理でしたが。

　　　　　　　　　　　マーチャン

----------------
kousei2 （管理人グループ）