地 域 活 動 (東京32)
「大江戸八百八町展」見学会報告

《参加者》
昴さん、ムーミンパパさん、オアシスさん、コスモスさん、凡人さん、けんすけさん、ぎっちょさん、かれいさん、あろいさん、変蝠林さん、ぎやまんさん、きららさん、幹さん、沙羅さん、あららさん、甘辛城主さん、Seitenさん、あんみつ姫


日本列島の寒さまだ和らがぬ2月19日は、大江戸は両国の『江戸東京博物館』で開催されている特別企画「大江戸八百八町展」が、なんと《65歳以上は無料》のその日でありました。
呼びかけ人のSeitenさん、あなたはエライ( ̄□ ̄)!

がぁ、学芸員の説明まで聞こうって言うんで、整理券獲得に遅れちゃならじと大急ぎの私メ、ちょうど両国駅で変蝠林さんとバッタリ!
例によって呑気な父さんは勝手にスタコラ常設展の方角に〜、オーイそっちじゃないよぉ(▼▼;)

昇り式エスカレーター?から大慌てで引き降ろし、外気温10度に満たないと言うのに、もう大汗(´ヘ`;)ハァ
集合場所には既にSeitenさんは勿論、幹さん、沙羅さん、きららさん、ぎっちょさん、オアシスさんにあららさん、ぎやまんさん、けんすけさん、ムーミンパパ・・・・
おお、お久しぶりの凡人さんに、初めましてのあろいさん('-'*)
やがてかれいさん、コスモスさんと集まって、あっちこっちで、ハイチーズ(^-^)/


整理券も手際よく獲得して下さる、さすがのメロウさん。 ようやく学芸員氏の説明が始まって・・・
解説者は原 史彦氏、これがまた澱みなくポイントをついた素晴らしい解説でチョベリグーよ(^_-)-☆

開府400年の今年、新暦で数えて3月24日には東京都が開府記念式典をするそうな。

幕府が開かれたばかりの頃は、大江戸などという言葉は無く、経済力も生産力も上方には及ばず、所謂ブランド品は「下がり物」と言ったそうな・・・ふむ、当時 上方からお江戸にはクダル訳ですからねぇ(-_-;)
ちなみに、江戸の品物は「下らないもの」だったそうな(~-~;)

ところが文化文政時代になると、江戸上方間の輸出入事情は全く逆転し、お江戸はまさに大江戸、1,708町を擁する大都会となったのだ!
が、面積の7割は武家屋敷、お上から与えられた地に貸家を建てて町人を住まわせ、ちゃっかり財テクに励む武家や寺社も居ったとか、昔も今も変らぬ人の常と、ミョーに納得した私メでありました(^^ゞ

都会の人口密度の高さは今も昔も変らない現象、楽しみといえば年一回のお祭りくらい、田畑を耕すだけの田舎暮らしに比べて娯楽や楽しみが満載のお江戸、しかも無一文でも仕入れ代金を貸す商売まであって、その日から生活できたと来ちゃ、人口は増えるばかり!

田舎に居れば何十代何百代と続く家しか土地っ子とは認められないのに、三代続けば「エドッコ」と言われた資料もあって、18世紀の初頭には江戸の人口は100万人を超え、まさに世界一の都市となったそうな(*_*)

さて、「大江戸八百八町展」と言うからには、町人の生活をメインにしなければと言うことで、町奉行までを展示してあるとのこと。そこで、ご存知の町奉行は・・と言われても、出てくるのは「遠山の金さん」「大岡越前の守」くらいで、「鬼平」は何だっけ??ってなもの_(++)/

金さんこと遠山景元は胸囲108センチの偉丈夫だったとか(@_@)
それが、痔になってカゴでの登城を許可して貰えるように願い出た資料などもあったりして、歴史上の人物が俄かに人間臭さを増して迫ってきたり、大岡忠相の口癖は「宝とするところただ賢なり」だったなどと聞くと、サスガ大岡裁きも宜なるかな・・・などと感心しきりの私メでした('-'*)



さて、この「大江戸八百八町展」の目玉は何かと言えば、いえ、何故この展覧会を開くに至ったかと言えば、「煕代勝覧(キダイショウラン)」なる絵巻物が、なんと2000年にベルリンの東洋美術館に所蔵されていたのが発見され、2002年4月に日本に紹介された“何でも鑑定団”も真っ青というピッカピカの代物\(◎o◎)/!

幅43センチ長さ1230センチのこの「キダイショウラン」、翻訳すれば?「日本橋繁盛絵巻」には、なんと1690人もの表情の違う人間と、90の店舗の看板や暖簾の屋号など、文化2年(1805)頃の日本橋界隈の賑わいが読み取れ、僅か1センチ5ミリの幅に書かれた高札所のお触書までが正確に読み取れる細密な仕上がりで、江戸の庶民文化が開花した当時の重要な歴史資料として、今後の研究の成果が大いに期待されるというもの(^-^)/

ところが八百八町だから8,800人とフンだ期間中の見学者数が、なんと目論見大外れで、現在15万人超の人気展だそうで、会場は人また人の超満員、おまけに、アータ、65歳以上無料ときた日にゃ、おえりゃぁせんぞな(▼▼;)
まさに、弁舌爽やかな原 史彦氏の解説を聞いていればこその見学会、またまたSeitenさん、アナタはエライ!

見学終えて日が暮れて、お腹も空いたメロウさん、どっちがメインか分からない?期待の「照国」へとマッシグラ(~-~;)
チャンコ、チャンコと運ばれてくるお料理は、突き出しに焼き鳥・お刺身・牛肉のチャンコ鍋ヽ( ´ー`)ノ
照国好みの良いお味に、グルメ?なメロウさんも大満足(^_-)-☆

でもね、ビールにお酒と威勢良く飲み始めたら、アリャ「お酒は3本よ」と、言われて真っ青Seitenさん、そこにスカサズ「いいじゃぁないの、割り勘よ!」と、ぎやまんさんの助っ人が入って、メデタシ、メデタシ(~-~;)


あっちにもこっちにも話の花が咲き、宴席はメロウさんだけだと言うのに大賑わい、まさに大江戸の賑わいを地でゆく大江戸会の面々、いえ、関東一円の面々は、凍てつく寒さもものかわ、更に「オチャ」まで楽しんだのでごじゃりました(^O^)

追伸:いい加減が服着てるようなヤツなんで、間違い多々あるやも知れず、平にご容赦を<m(__)m>

                             あんみつ姫  記