メロウ倶楽部  福岡地区
活 動 報 告(74)

平成15年度 災害時の「情報ボランティア養成講座」


主 催  :福岡県県民ボランティア総合センター
講 師  :伊永 勉(これなが) アニメックス災害研究所所長
場 所  :春日市クローバープラザ


「1日目」

日 時  :平成15年5月10日(土) 13:00-16:30
参加者  :(敬称略) 和賀仙人

講演内容:ボランティアセンターでの情報の一元化
       コーディネーターの役割
       情報収集の手順と約束
       情報発信の手順と約束

図上訓練:福岡県全域に対し「大雨・洪水・強風・波浪警報」が発令
       福岡県・市災害対策本部を開設
       地域の住民に対して避難勧告を発令
       宇美川が氾濫し、福岡市東部が浸水
       災害救助法を申請し、適用が認められる
       ボランティアセンターを設立し、避難所を設置
       2日目の予行演習を実施

                     記:和賀仙人

「2日目」

日 時  :平成15年5月17日(土) 13:00−16:30
参加者  :(敬称略) せっしん・ いちえ・ さわ・
ひかり・ SKY・ スマイル・ ひろこ

学習内容:

6月1日に行われる福岡県総合防災訓練参加のための、パソコン等のツールを用いた情報の受発信の演習。

被害想定  福岡県全域に対し「大雨・洪水・強風・波浪警報」が発令
        福岡県災害対策本部を開設
        地域の住民に対して避難勧告を発令
        社会福祉協議会にボランティアセンター設立を要請
        に対し私たちは、社会福祉協議会からの呼びかけによって、
        災害ボランティアセンターを立ち上げることになりました。
        以上の前提条件で、演習が始まりました。

各訓練会場3グループ(県民ボランティア総合センター)(主会場:筑後小郡簡保レクセンター跡地)(地域会場:春日西中学校)に分かれて、各班のリーダーと各自の役割分担を決めました。

私達メロウ倶楽部のメンバーは「県民ボランティア総合センター」に属し、リーダーの指示のもとで、<被災地との発信グループ>と<全国との発信グループ>の2班に分かれ、与えられた課題で活動するボランティアに有効な活動を指示するために、情報の収集・伝達訓練を演習しました。

                記:ひろこ   写真:いちえ  


「3日目」

日 時:平成15年6月1日〔日〕 10:00〜12:00
参加者:(敬称略)  和賀仙人 せっしん いちえ ひかり パープル 
             さわ ひろこ スマイル SKY

・拠点 福岡県ボランティア総合センター本部
    小郡現地災害ボランティアセンター
    春日現地災害ボランティアセンター

防災訓練の流れ
   総合防災訓練開始:   10:00
   情報ボランティアPC情報交換開始:10:10
 情報ボランティア訓練実施:   10:10〜11:45
   情報ボランティアPC情報交換終了:11:50
   総合防災訓練終了: 12:00

福岡県ボランティア総合センターの役割分担(メロウ倶楽部所属)
   リーダー 1名
   サブリーダー 複数(情報取りまとめ、書記、応援発信(PC))
   外部連絡   PC受発信担当(春日、小郡 1名、 全国 1名)
            FOMA受発信担当(春日、小郡 1名)
   カード記入(春日1名 小郡1名 全国1名)

5月31日〜6月1日にかけて福岡県筑後地方において大雨洪水の災害が発生した、という想定で訓練が開始された。

春日、小郡現地ボランティアセンターからの各種情報・要請。
   食料(パン、牛乳、ラーメン、幼児ミルク他)
   物資(医薬品、扇風機、自炊器、ガスコンロ他)
   ヘリ・医者・通訳・手話通訳者の要請
   道路状況、等々

全国からの情報提供
   大阪ガーディアンエンジェル、災害救援ボランティア鈴鹿、広島医療
   ボランティア、京都母親の会、岡山商店街、ADI

上記のような情報ボランティア模擬訓練が行われました。
情報要請に対し、全国から素早く情報提供してくださり、リーダーの指示が飛び交う中で全てに緊急を要するものであり、情報を読み取る、的確に書く、正確に伝達する、PCに慣れる(短時間で入力する)事が必要であり、統制ある行動をとることが求められました。                     

                     記:SKY   写真 ひろこ