地 域 活 動 (福岡52)

  福岡G 「久住高原散策一泊オフ」

日時 : 平成14年9月24日(火) 〜 25日(水)
場所 : 久住高原
宿泊地:くぬぎ山荘(ママさくらさん紹介のログハウス)
費用 : 会費 @8,500*17(人)=144,500-
支出
 ロッジ使用料   17,000-
 貸切バス代   80,000-
 運転手さんの宿泊料   8,550-
 高速料(往)      3,250-
 高速料(復)      3,550-
 バイパス料    1,250-
 ビール・酒・つまみ代 12,022-
 食材費    7,607-
 黒岳男池協力金    1,700-
 筌の口温泉    2,800-
 筋湯温泉    3,600-
 合計 141,329-
 差し引き   144,500−141,329=3,171
        (差額は福岡の会計に繰り入れる)
 なお、把握していないものとして たくさんの差し入れが
 あった。(無農薬野菜、アルコール類、松前漬け、漬物、
 みかん、お菓子、コーヒー、調味料・・・等々。)

企画幹事: FORWARD、ママさくら、
世話係: 池田さん(ママさくらさんのご主人)
参加者:和賀仙人、FORWARD、堅香子、いれぶん、せっしん、
 恵月、ママさくら、はるか、アーベイン、もみじ、みずき、
 昭、ひまわり、パイロット、ひろこ、トラキチ、池田さん
  (男性 7名、女性10名、合計17名)    (以上敬称略)

行程
9月24日 10:00
 博多駅筑紫口 遅刻者なく出発。さっそく自己紹介始まる。
 万難を配し、特に家族サービス(夫?)をしっかりやり、この
 日に備えた話等、皆オフを楽しみにしていた様子が伺える。
 早々に缶ビール片手の御仁も。
 マイクロバス  都市高速――九州自動車道――大分自動
 車道  山田パーキングで一休み

伐株山  玖珠インター下車。伐株山(きりかぶ)へと向かう。
 子供の日の童話祭と秋の観月会には頂上までバスが走る
 という。遠くから見ると伐り株のように、また日本昔話に出
 てくるような山。その昔城があったようだ。ハングライダー
 が出来るので有名。

昼食  持参のお弁当を食べる。山頂を吹き抜ける風は爽やか
 で気持ちよい。アスレチックのロープにぶら下がったり、昔
 女の子、ブランコでユーラリ、ユーラリ。向こうの山が近く
 なったり、遠くなったりーー。草むらの中に 吾亦紅!、秋
 の麒麟草! すすきが昼下がりの光を受けて キラキラ光る。

九酔渓  バスは鳴子川の渓谷沿に走り、九酔渓(きゅうすい
 きょう)の谷底から仲良しカーブを青い空の上まで上り詰め
 る。岩壁の重なる まだあおい紅葉のトンネルをくぐり抜け
 ながら。

震動ノ滝  山道を歩いてくだり、震動ノ滝(しんどうのたき)
 を見る。ずーっとはるかむこうの右と左に雄滝と雌滝。松ノ
 木にサルノコシカケ発見! 幹に採った後が何箇所かある。
 可憐な花を見つけては「歩く植物図鑑」のままさくらさんご夫
 妻に名前を尋ね、パチリ、パチリ。またムカゴイモを見つけ
 てはポケットへ。広い広い久住高原に出る。九重連山を見な
 がらさっそくソフトクリームを。皆でペロリ、ペロリーー。
 風にゆれたコスモスが可愛い。

くぬぎ山荘 高原大根やキャベツ畑を抜け、やがて車は林の中
 へーー。車道からのアプローチも長い木立の中の山小屋に着
 く。FORWARDさんが紹介していた山小屋と同じ!! バスが
 止まると、皆行動が手早く軽々としている。自分の荷物だけ
 でなく、持てるだけの荷物を山小屋に運ぶ。皆の顔が楽しく
 てたまらないという顔をしている。一階に男性群、二階二部
 屋に女性群。女性群、持ちよりのお米、野菜、食料で夕餉の
 準備。男性群薪割、テーブルセッティング。そして町営筌の
 口(うけのくち)温泉へバスで入浴へ。山小屋といっても、
 電気釜、レンジ、大型冷蔵庫、まな板、包丁、大小鍋、食器
 棚に鉢物、皿物、ワイングラス、コーヒーカップ、何でも
 揃っているので、料理も作りやすい。

夕食メニュー  ムカゴご飯、豚汁、がめ煮(筑前煮)、ナスの
 味噌いため、野菜サラダ、アスパラガス、ピーマン料理、
 手作り糠漬、糟漬、たくあん、松前漬、里芋のキヌカツギ、
 ズイキの和え物、チーズかまぼこ、ビール、焼酎、日本酒、
 ワイン、ママさくらさん手作り果実酒(キンモクセイ、クロ
 モジ、クサボケ、カリンガマズミ、ヤマボウシ)、etc。

宴たけなわ  まず、ビールで乾杯。テーブルにずらりと並ん
 だ盛りだくさんの料理。食べて、飲んで、おしゃべり。山の
 歌、阪神タイガースの応援歌が出たかとおもえば、ダイエー
 ホークスの応援歌。盛り上がったところ、外でファイアース
 トームが始まる。ちょうど居待月、木々の間からゆっくりと
 月が登り始める。フォークダンス、炭坑節、輪になって踊り
 再び山の歌。時々火の粉がパアーッと出る。遠い青春時代と
 今が交差する。やがて皆、蓑虫のように寝袋へ。天窓からの
 月明かりを受けながらーー。

9月25日朝  林の夜明け。朝露が降りている中を散策する。
 どんぐりやアケビに感激! ツンとした空気を胸いっぱい
 に吸う。朝食が終わり、昨夜の残りご飯、朝の残りご飯は
 おにぎりにーー。空の菓子箱におにぎりがたくさん! 漬
 物や残りのおかずも。

黒岳裾野散策  山荘の片付けも終わり、バスで 黒岳(くろ
 だけ)裾野へ。原生林の中を歩き、男池(おいけ)湧水に喉を
 潤す。珍しい植物を見つけると、「歩く植物図鑑」のママさく
 らさんご夫妻が教えてくださり、皆が集まり、パチリ、パチ
 リ。中でも、ご主人が見つけてくださった「フシグロセンノ
 ウ」。うっそうとした山道のすぐそばに、コスモスのような
 オレンジの花一輪、可憐に咲いている。小さな滝で小休止。
 それでも流れ落ちる水の量は多い。ドドドッと音を立てて
 滝壷に落ちるのを見ながら、飛び石を渡り向こう岸へ。ふと
 見上げると木々の上方には車道が。畑からの取り立て大根を
 買えなかったのが心残りだが、地物の干椎茸などの買い物が
 楽しい。

白水鉱泉  バスで珍しい天然炭酸水(湧水)の白水(しらみず)
 鉱泉へ。天然炭酸水は砂糖の入ってないサイダーの様。水が
 体に良いらしく、多くの人が水を求めて来ている。自家用車、
 トラックの荷台にたくさんポリタンクを積んで。側の湿原庭
 園を歩く。ここでもご夫妻の「歩く植物図鑑」に皆感心したり、
 パチリ、パチリ。やがてバスは林の中、ススキが原の久住高
 原を走りガンジーファームへ。

昼食  牧場レストランと、停車したバスの中のおにぎり組みと
 で昼食。これで山小屋の食べ物は片付いた。しかも美味しく!
 デザートは、ソフトクリーム。昨日に続き。皆でペロリ、ペロ
 リ。今日のもおいしい!

地熱発電所  バスは八丁原地熱発電所横を通る。地底から湧き
 出るようなゴオーッという音をたてながら、もうもうと立ち
 上る水蒸気!。

筋湯温泉  湯量の多い筋湯温泉に着く。打たせ湯で身体をほぐす。

町田バーネット牧場  ここでで買い物。楽しかった思い出を
 お土産にたくして。

博多駅筑紫口  帰路のバスの中は皆グッスリ。もちろん私も。
 予定通り17;00の着く。

お弁当、ブランコ、温泉、マントルピースの暖炉、楽しい夕食、
月夜のキャンプファイヤー、林の中の散策、前回の夜須高原秋月
オフから、こんなに早く一泊オフが実現できるとは! 火の番、
食事作りに後片付け、掃除、買い物、会計―――――。

それぞれに持てる力を発揮し、皆の気持ちが一つになって、大き
な喜びとなったことが感激でした。陰でささえて下さったママさ
くらさんご夫妻とFORWARDさんに、感謝を込めて。また、レポート
作成に際し、分室での感想を参考にさせていただきました。
ありがとううございました。

          文:〜〜 は る か 〜〜
          写真:写人知らず (^_^)
伐株山から
夕餉の一コマ
キャンプファイアー1
キャンプファイアー2
男池 トリカブト
白水湿原
ソフトクリーム コスモス
ロッジ前にて