メロウ倶楽部  福岡地区
活 動 報 告(129)


第1日(5月2日)
 昼食をめいめい調達し、10時半に博多港国際ターミナルに集合。手馴れたもんで、簡単に乗船手続き終了。無くてはならないビール、日本酒、ウイスキーを買い込む。

 12時発ジェビ102でいざ釜山へ。出航とともにビール片手に弁当を開く。いつものようにわいわいがやがやパソコン談義をやっている内にもう釜山。

 入国手続きを終えて出ると懐かしい顔が見える見える。アンニョンハシムニカ。
garishさん、石芝さん、宣潭さん、姜宗漢さんが出迎えてくれる。まずはロイヤルホテルにチェックイン。1室4800円。早速龍頭山公園の展望タワーに上る元気印も。

 我々の歓迎会は水車がある舊 太原山荘で開かれる。そこにもまた久しぶりにお会いする烏堂さん、それに呉会長さん、雅山さん、一松さん、逸山さん、善華さん、世羅さん・・・、懐かしさに声が弾む。韓式定食に箸が進み、ビールや焼酎やマッカリが喉を通り、話に花が咲くうちに、早やお開きの時間となる。珍しくカラオケ二次会がなく、ホテルで我々だけで飲み直す。



第2日(5月3日)
 長距離ドライブとなるので、朝食は途中で取ることにしてホテルを出発。あいにくの雨模様で長丁場の道中がちょっとばかり思いやられる。それが不幸にも的中して、交差点で小型トラックに追突される。念のため、病院で検査を受け再出発したのがお昼過ぎ。とにかく腹が減っては戦が出来ぬと、サービスエリヤでブランチを取る。韓式定食もうどんもなかなか。

 300kmの長距離を一路忠州湖へ。日も暮れかかったので、遊覧船には乗らず、湖を見るだけにしてホテルがある水安堡温泉に直行。今夜の宿は水安堡観光ホテル。1室4000円は安い。
 注) 忠州湖は忠州ダム建設のため漢江の塞き止めにより出来た韓国有数の人造湖。

 夕食はチョンウン食堂で雉のしゃぶしゃぶ。これが食べられなくて、きのこ料理に代えてもらった人も。ここのポスターは雉と兎の写真だった。この地域の名物料理だとか。雉は初めてだったが、余りの柔らかさに??。

 長旅に疲れてみんな部屋に戻る。それでも、夜半までウイスキーを傾けた豪のものもいたとか。


第3日(5月4日)
 朝、韓国に来て初めて温泉に入って、疲れを取る。朝食はビナ(ニナとも言う)の味噌汁。ここの名物料理とか。

 今日は好天。ヒヤッとするくらいの気持ちいい温度。聞慶の関所は車中から眺めることにして、エリザベス女王が訪問して一躍有名になった河回村へ向かう。

 ここは川が蛇行して村をとりかこんでいる珍しい地形。藁葺きの屋根の柔らかい曲線と土壁の重厚な直線の調和が素晴らしい。対岸の奇岩絶壁の芙蓉台も見事で、ここで舟遊びをしてみたくなる。芙蓉台から川と村を一望すると絶景かなと思われる。
 注) 河回村は洛東江がS字にカーブして村を取り囲んだために付けられた。
多様な古家や古建築物が調和し、昔の趣が残っていて人が住んでいる伝統的な民族村。

 昼食は近くの食堂で、塩鯖料理。ここも日本の鯖街道みたいなところらしい。

 翌日の買い物が時間的に無理なので、早めに釜山に着きたいという希望が出て、ここから釜山に直行。17時にロイヤルホテルにチェックイン。

 無事帰着して早速、農水産物百貨店へ。途中今夜の焼肉の店(天下壮士)の場所を教えてもらう。百貨店ではお決まりの海苔とキムチを買い求める。帽子や人参茶を買う人も。

 釜山のみなさんに3日連続で付き合ってもらうのは申し訳ないので、内輪だけで骨付きカルビと、ビールと焼酎で今回の日韓交流が山場を越えたことを祝う。

 二次会はいつもの通りホテルの部屋で。疲れからか、途中で寝てしまうものも。


第4日(5月5日)
 今日は韓国もこどもの日。そして好天。朝食は近くの食堂で、クッパを食す。

 garishさん、宣潭さん、姜宗漢さん、一松さんがホテルに迎えに来てくれる。港には呉会長さん、金幅基さんも。今回の交流のお礼と来年のローカルミニオフの九州開催と、それに、今秋には大阪や福岡での再会を約してお別れを。アンニョンヒ、ケシプシヨ。トー、ベッケスムニダ。

 12時発ジェビ204で帰国の途に。3時間弱の船旅の間は、相変わらず話とお酒。それに疲れから多少の居眠りも。定刻14:55に博多港に到着し、今回の旅も終わった。全員無事帰着に拍手。めいめい一路我が家へ。

 最後に、この交流会の計画立案と、往復のジェビの乗船券を手配していただいたgarishさ
んに、心から感謝の意を表します。


 (写真:姜泰植、ひこさん、堅香子、和賀仙人)  (文:和賀仙人)