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地域活動報告(関西・第5回新技術研究会)

「パソコンで電子ブックを読もう」

日時: 平成22年10月29 日(火)午後1時半から4時半まで

場所: 大阪産業創造館6階会議室C

講師: Teddy

参加者: 23名(順不同・敬称略)

スカッパー、しんちゃん、にっしゃん、すみれ、わかな、林檎、風子、まっさん、
みなちゃん、kom、アイ、うさこ、ろろ、Ami、WAKO、シマ、たかきみ、ひろろ、
秀、悠(はるか)、レールシティ、キタノホマレ、(講師)Teddy

勉強内容の主な概要は次の通りです。

第1部 電子ブックコンテンツの大要
第2部 電子ブックリーダーの種類
第3部 電子ブックコンテンツの実習

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人類が世代を超えて、知識・ノウハウを伝達するには文字の考案と
その伝達方法としての印刷技術の出現があった。

しかし21世紀に至り、それらは電子書籍として形を変えつつあるとの
説明のあとで、そのコンテンツとハードウエアの話がなされた。

第1部 電子ブックコンテンツの大要

電子書籍は電子データであるが、そのフォマットは種々様々である。
主なものは次の通り

mobi形式mobipocket社で電子書籍として実用化配布されている。
prcは、携帯端末用のOSに特化させたものである。
azw形式はアマゾンがキンドル用として特化したもの.
epub米国の電子書籍標準化団体が設定したオープンソース。
Sony Rederやアップル社のiPadに搭載されている。
Pdf/adobe ebook電子書籍専用のPdfフォマット
アドビ社のAdobe Digital Editions をインストールしたパソコンで閲覧できる
ebi日本の商用電子書籍配信で先行開発したフォマット
青空文庫形式青空文庫が独自開発したテキスト形式のフォマット
zbfシャープが開発したPDA,PC向けの電子書籍フォマット

第2部 電子ブックリーダーの種類

電子書籍を閲覧するハードウエアはパソコンと専用リーダーとその中間にあるiPadの3つに分類できる。

パソコン専用ソフトをインストールして閲覧する。
代表はAdobe Digital Editionsでepubとpdfに対応している。
タブレット型電子書籍用ソフトがインストールされておる。
長時間の閲覧に向いている様である
専用リーダーAmazon Kindle
米国での市場シェア60%、本年9月より日本語対応分が発売中
Sony Reader米国シェアー30%、日本語対応なし。
Bookeen欧州市場で発売、日本語に対応している。
ガラパゴスシャープが開発した日本市場向け特化品,11月発売予定
Biblio SP02KDDI/Sonyが発売予定の日本向け機種

第3部 電子ブックコンテンツの実習

現在閲覧できる電子書籍のサイトを実際に開いてその内容を体験しました。
主なものは次の通り

Adobe Digital Editions の 処理画面です。

ADE電子書籍を開いた図。

青空文庫を開いた画面です。

ADE電子書籍を開いた図2。

イーブック・イニシアティブのコミック画面です。

ADE電子書籍を開いた図3。

電子書籍管理ソフトCalibre を開いた図です。

ADE電子書籍を開いた図4。
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教室内の光景です。
教室内の光景です。

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後述

  今日の勉強会のテーマーは皆さん非常に関心があるもので、
ノートパソコン非持参の見学者6名を含め、定員超過の参加者となりました。

講師のTeddyさん有難うございました。

なお、編集者がときどき見ておりますサイトをご参考に下記致します。

「Flibの電子図書館」

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編集・写真は、しんちゃん

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