亡くなった両親のアルバムを整理していて発見しました。

　亡父のは、明治３９年頃の東京の中学の卒業写真、



　


亡母のは、大正６年頃の兵庫県北部の小学校のものです。






　こうしてみると、いわゆる卒業写真のスタイルいうのは、当時も現在もあまり変わっていないように感じます。

　生徒の顔に緊張感がみなぎっているのは、当時は、それ以上、上級学校へ進学する人は殆ど《ほとんど》いなくて、卒業と同時に親元を離れて他人に混じって働かなくてはならないーーーというところから来ているのかなと思います。